潜入!入れ歯作りの現場レポート!

技工所の近藤代表、いろいろ教えてください、よろしくお願いします!
入れ歯はどう作られているか・・・たい焼きみたいに工場でパカッて出来るんでしょうか?
いいえ、驚くような工程数を踏んで出来るんです。
ということは、それだけ人の手が掛かっているということでもあります。
なんと、保険の入れ歯で157工程、KGKデンチャーでは225工程(症例により大きく前後する場合があります)

社長 近藤太
ベージュ=医院側
オレンジ=技工所側
今回は知られざる歯科技工所での入れ歯づくりに迫ります!
A. 入れ歯の設計をしている技工士さん

入れ歯がどう作られているか・・・たい焼きみたいに工場でパカッて出来るんでしょうか?
歯科医院で取った印象(いんしょう:型取り)からお口の中のコピーである石膏模型を作ります。
石膏模型と、先生からの技工指示書、レントゲン(詳しくは院長インタビューをチェック!)などを診て、1人ひとりの患者さんのために設計書を作ります。
部分入れ歯の場合、残っている歯にどうバネを掛けるか?どこの粘膜まで覆うかなどをみて、患者さんが食べている姿を想像して作ります。

社長 近藤太
B. メタル(入れ歯のバネの部分を作る人)

(動画を見て)「入れ歯は誰一人として同じものがない究極のオーダーメイド・・・なるほどなるほど。
設計に則り、入れ歯のバネを作っていきます。(部分入れ歯の場合)
ワイヤーをペンチを2本使って曲げていく「屈曲(くっきょく)」という職人技は見ているものを魅了します。

社長 近藤太
C. 排列(はいれつ)

(動画を見て)もうなんか手つきが、すごい職人。
手際がいい!
「解剖学的基準」というのがあるんですね。
歯の形を女性だったら丸みを帯びるようにするなんて、すごい!
入れ歯の出し入れしやすいまで考えてくれるなんて。(涙)
入れ歯の歯を仮に作ったロウの歯ぐきに当たる部分に1本1本並べていく工程を「排列(はいれつ)」と言います。
まさに入れ歯を作るイメージは、この場面ではないでしょうか?
チャチャチャとやっているように見えますが、この前に設計があり、メタル(ワイヤーの屈曲)があり(本当はもっと細かくあります)やっとここにたどり着きます。

社長 近藤太
D. 埋没・重合(まいぼつ・じゅうごう)

(動画を見て)確かに仮の入れ歯はロウだけど、それをプラスチックにするって・・・そんな工程、考えてみたこともなかったです、しかも細心の注意を払っている。
石膏がホイップクリームみたいでおいしそうに見える(笑)けど、あんなに細やかな作業をしているなんて驚きです。
入れ歯はいきなり本番の「プラスチック」で作っていきません。
仮の入れ歯を「ロウ」で作ります。(ロウ義歯)
ロウで出来た入れ歯を患者さんのお口に入れて確認したのちに「プラスチック」に置き換えます。
ロウからプラスチックに置き換える工程を「重合(じゅうごう)」といいます。

社長 近藤太

でもそれは、どうやってやるんでしょうか?
まず、仮のロウの入れ歯の周りを石膏で隙間なく固める(埋没:まいぼつ)。
しかも、絶対にずれないように3回に分けてやるので1没2没3没と3回に分けて石膏で埋めていきます。

社長 近藤太
1没

2没


3没


それロウを溶かして(脱蝋:だつろう)、その開いたスペースに溶かしたプラスチックを入れていくんです。
ちなみに、そのプラスチックもKGKデンチャーは世界最高峰の素材「イボベース」を使っています。
最高級プラスチックですらか、水を吸いづらい、なのでにおいや汚れが付かないんです。

社長 近藤太

ちなみに、実際にロウからプラスチックに置き換える機械がこちら!
ゆっくり入れていくので、ほぼ水を吸わないプラスチックに置き換わります!

社長 近藤太

すごい!

ただその素材を使えばいいんじゃなくて、この後の「磨き」も大事なんです。

社長 近藤太
F. 研磨

磨くと言っても、ヤスリでちょっと削るという感じじゃなく、こんなに専門的な機械や道具・・・豚毛、布バフ、液体研磨剤・・・すごいですね「艶出し専用」の機械もある。
「患者さんが口に入れた時に、痛くないように隅々までチェックします」とは、嬉しいこと言ってくれる・・・。
途中に出てくる口の中の模型も、すごいリアルですね。
そのあたりのノウハウが、他ではないものなんですよ。

社長 近藤太

託しても大丈夫かなという気になりますね、作り手の顔が見えると。
この前の工程の埋没(まいぼつ)でロウからプラスチックに置き換わった入れ歯の歯ぐき部分。
周りの石膏を割って、はがした状態はザラザラです。

社長 近藤太


それを何段階もステップを踏んで、ツルッツルに研磨していきます。
KGKデンチャーの工程数「225」という数字が実感を伴ってくると思います。

社長 近藤太
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