近藤義歯研究所 近藤太代表インタビュー
近藤義歯研究所は、相模原市にある入れ歯専門の歯科技工所です。
入れ歯一筋30年の入れ歯の匠、超精密入れ歯「KGKデンチャー」生みの親である近藤太代表にお話を伺いました。
目次
入れ歯は、歯科技工所で歯科技工士が作っています


知り合いに「入れ歯をどこで作っているか知ってる?」と聞いたら「工場で作っているんじゃない?」と言っていました。
確かに、入れ歯をどこで作っているかを知らない方は多いと思います。
「歯科技工所」で作ります。
通常の歯科技工所は、歯医者さんで使う補綴物(ほてつぶつ:詰め物かぶせ物、入れ歯など)全般を作りますが、弊社は入れ歯の製作に特化している技工所です。

近藤太


どこで作っているか?は、分かりましたが、実際に作っているのは誰ですか?

「歯科技工士」が作っています。
歯科技工士は国家資格なので、歯科技工所はいわば「国家資格保持者の集団」です。
入れ歯は専門用語で「義歯(ぎし)」といいます、義手、義足、義眼、義歯・・・同じ「義」という漢字の付く身体の一部となるものです。

近藤太


確かに、みな「義」という字が付きます付くし、身体の一部、ですね。
入れ歯=義歯、つまり人間のつまり私達は「人工臓器」を作っているんです。
入れ歯は、天然の歯かそれ以上の機能がしっかり補えます。
実は入れ歯はキレイに並んだ理想的な噛み合わせを、人工的に提供できるんです。
若い時に歯並びが悪くて噛めなかった方が入れ歯にすると、キレイに噛ませることが出来ますし。
また、歯並びが悪くてコンプレックスだった方は、「昔、八重歯があったけど、こんなにキレイになって嬉しい!」と仰います。

近藤太
KGKデンチャー作りの工程数は「○○○」

自分の元の歯並びより良くなるんなることもあるんですね。
でもいかにも入れ歯です、って感じにならないですか?
プロが描く絵は、プロの絵ですよね。
入れ歯のプロが並べると、天然の歯に近い歯並びを作れるんです。
僕らが並べる歯は、プロ中のプロですから自然な歯並びにします。

近藤太


そこまで出来るなにか秘訣はあるのですか?
KGKデンチャーは225工程あります。(※症例によって大きく前後します)
入れ歯を作る工程数は基本で保険の入れ歯でも、150工程以上あるんです。

近藤太

225工程?!
さらに「KGK基準」があります。
体操やフィギュアスケートと同じように点数化しています。
KGKデンチャーには、さらに「KGK基準」があります。
各工程に「マイスター」がいて、それぞれ基準があります。
そういう技工士たちと一緒に仕事が出来て、僕はとても幸せです。

近藤太

何回入れ歯を作っても合わない、痛い、それを我慢している、でも困っている、そういう入れ歯患者さんが多くいると聞きます。
はい。
ずれた噛み合わせのまま入れ歯を作っても限界があり、何回作ってもうまくいきません。
それを「リハビリ入れ歯」で治療してから本番の入れ歯である「ファイナル入れ歯」を作ることで、痛みを伴わず普通に噛める入れ歯になります。
また、シリコン印象という柔らかい型取りの素材を使うことで、精密な型取りも出来ます。
アクザワ歯科さんの患者さんが、リハビリ入れ歯の段階ですでにタコの刺身が食べられているという、嬉しい話もあります。

近藤太

勉強熱心で治療を突き詰める先生です

阿久澤先生はどんな先生ですか?
阿久澤先生は、いつも新しいこと考えていますよね。
そして、ラボ(歯科技工所)に勉強に来てくれる、勉強熱心な先生です。

近藤太
お人柄的には、ちょっと兄貴的な着いて行きたいなという感じです。
→院長インタビューはコチラ

近藤太

阿久澤先生は近藤代表の事を「先生」と呼んでいました。
そういってくれる先生はとても少ないです。
アクザワ歯科さんは5時半に終わるので患者さんは有給を取って治療に来てくださいます・・・そこまでして来たい歯医者さんなんですね。
先生には「信頼するから」ということを何度も言われます。
なので、うちの技工士も「この先生のために頑張って仕事をしよう」と思いますよね。
結局ベテランの技工士である小澤‘(※)が「阿久澤先生、ぼくやります」みたいになるんですよ。
(下記は小澤さん直筆の入れ歯設計提案書です)

近藤太


手書きって今の時代だからこそ、グッときます。
アクザワ歯科さんのためには、ひと肌もふた肌も脱ごうという関係性なのですね!
はい。
30年来の付き合いなので余計ですね。

近藤太

作る工程に徹底的にこだわっています

院内の技工士さんがインタビューで、昔から石膏や印象材(歯型取りの材料)の管理や水と粉を混ぜる分量もキッチリしていたとお話ししていました。
歯型を取った後に入れ歯を作るための石膏模型を作るのですが、その石膏は混水比(こんすいひ:混ぜる水の割合)が決まっています。
それを守らないとボソボソの石膏になるし、手練ではなくて真空練和器(しんくうれんわき)という石膏をむらなく混ぜる機械まで院内にあるという本気度です。

近藤太


型取りにも並々ならぬこだわりがあると感じました。
入れ歯製作の工程は、「歯科医院」から始まって「歯科技工所」が入って「歯科医院」で終わるんです。
良い入れ歯を作るためには、チェアサイド(歯科医院)からの「工程管理」が必要です。
石膏の水や粉も「電子天秤」(下記画像参照)で測ります。

近藤太

最近になって弊社の技工士が医院まで出向いて「石膏模型の石膏注ぎのセミナー」をやっていますが、アクザワ歯科さんではとうの昔から徹底されていて年季が違います。
石膏のメーカー、吉野石膏の営業と30年来のつきあいですが、やはり混水比はとても大事だと話しています。
(餅は餅屋、石膏は石膏屋)
院内に歯科技工士さんがいることも、アクザワ歯科さんの強みです。
しかも、とても優秀な歯科技工士さんです。
→院内の歯科技工士についてはこちら

近藤太

アクザワ歯科さんとは信頼関係で結ばれているんですね。
では、今度はKGKデンチャーについて教えてください。
「アゴの噛み合わせがずれた人をまっすぐに戻して、しっかり噛ませて、大体20回の咀嚼(そしゃく:噛むこと)で嚥下(えんげ:飲み込む)することが出来る入れ歯」です。
噛む回数まで考えて作っている、世界基準の中で一番厳しいです。
型の取り方、噛み合わせの高さの測り方、すべてが今までの入れ歯と違います。
評価は、「噛める度チェック表」(下記画像)で点数化/可視化できます。

近藤太

25年間、改良に改良を重ねてまだ進化を続けて昨年末(2024年)で8000症例を超えています。

近藤太


四半世紀の研究の実績があり、8000以上という症例数なのですね!
話をしながら、手書きの説明資料まで書いてくださる先生です。
(複写式の便箋に説明内容を書いてくれます)
分からないことがなくなるまでじっくり話を聞いて大丈夫です、とても優しい先生なので安心してください。

近藤太

さらに詳しくは下記をご覧ください。
→どこで作っている?
→誰が作っている?
→KGKデンチャーのWebサイト

近藤太
患者さんにメッセージ

入れ歯で困っている患者さんに一言お願いします。
私からすれば、私の家族を診てほしい先生です。
実際、義理の母もお世話になるくらいの先生なので、安心してお願いできると思います。
こじんまりとした部屋で開かれるスタディグループでギューギュー詰めになりながら勉強をしていた頃からのお付き合いです、それほど長くに渡ってお付き合い出来ている先生はなかなかいません。
僕らも全面バックアップしますので、安心してご相談ください。

近藤太
※話の途中で出来た、近藤義歯研究所の歯科技工士、小澤さんのインタビューと仕事っぷりがYouTubeでご覧になれます。
入れ歯を作ったその時だけでなく、作った後も長く使ってもらえるように考えて作る「愛ある入れ歯」です。