入れ歯の肝「型取り・石膏・噛み合わせ」
私達患者サイドは、入れ歯の型取りと合わせるところでしか入れ歯づくりの工程を見ることはありません。
が、入れ歯を作るためには保険でも152工程(近藤義歯研究所の場合)、KGKデンチャーに至っては225工程という気の遠くなるような工程を経て入れ歯が出来上がります。
その工程の中でも肝となるのが「型取り・石膏・噛み合わせ」です。
アクザワ歯科医院ならではのこだわり、教えてもらいましょう。
1. 型取り

通常、歯の型取りといったら粘土のような硬いものを思い起こします。
これはアルジネート印象といって、硬化時間の早い素材です。
※印象=型どりで使う粘土のようなもの
しかし、KGKデンチャーでは「シリコン印象」という柔らかい印象材を使います。
そうすることで歯ぐきと頬の間の奥の方までしっかり印象材が入っていくので、落ちない噛める入れ歯を実現できます。

2. 石膏~技工所のお墨付きです!


最近、入れ歯の専門技工所として歯科医院さんに向けに「石膏練り講座」をやっているそうですが。
やっています、最近人気の講座です。
若いスタッフさんは石膏のやり方が分からないので、質のいい入れ歯のために質のいい石膏模型を作ってもらいたく開催しています。

近藤
真空練和器(しんくうれんわき:石膏模型を取るための石膏を混ぜる機械。上記/下記画像)のない歯医者はそんなにない?

院長 阿久澤

阿久澤先生は初期の段階から入れてもらっていますが、実は少ないです。
アクザワ歯科医院は、技工に関しての意識がとても高いんですね。
真空練和器は、空気を抜きながら石膏を混ぜていきます。
石膏の中に空気が入ると、適合不良(ちゃんとした石膏模型でないもの)になります。

近藤
歯科技工を歯科大学で覚えるのが、2年なんです。

院長 阿久澤
なので、技工の事が分かってないことが、やっと最近になって分かってきたんです。

近藤

アクザワ歯科医院さんの普通は世間の普通じゃない?
普通ですよ。

院長 阿久澤
勉強されている先生に取っては「普通」なんですよ。

近藤
マメ知識1:なんで歯科医院にワインセラー??


これは何ですか?
ワインセラーです。

院長 阿久澤

でも入っているものが・・・ワインではないですね?その心は?
ワインセラーには「お水」と「アルジネート印象材」が入っています。
その2つは、同じ温度じゃないといけないからです。
アルジネートは常に同じ温度で練らなくてはならないため、ワインセラーの冷水を使用します!

院長 阿久澤
近藤代表コメント
アルジネート印象(保険で使う歯型を作る粘土)と、練るための水の温度は決まっています。
そのため、固定の温度に出来るワインセラーを利用されています。
温度管理をスタッフと共有し、こういうことを知っている先生は少ない。
歯科医院、患者さん、歯科技工所のトリプルウインはこういうところらか生まれます。

マメ知識2:ハカリ(電子天秤)
電子天秤(石膏を測るためのはかり)当社が推薦したものをそのまま使って下さって嬉しいです!

近藤

近藤代表コメント
歯型を取った後に石膏を注ぎます。
石膏は、水と粉を決められた割合でしっかり測ってから混ぜないとNGです。
しかも、水と石膏(粉)の温度は同じでないと、精度が落ちます。
いかにうまく型を取っても、石膏を精密に計測して注がないとすべての努力が水の泡です!
正確に測った石膏を真空練和器に入れて気泡(空気)が入らないように混ぜてから、石膏を注ぎます。
噛み合わせ
歯の噛み合わせにこだわらないと、入れ歯が出来た時の調整に時間がかかりますが、KGKデンチャーは噛み合わせを「ゴシックアーチトレーサー」を使って精密に測っているため調整に時間がかかりません。
噛み合わせの高さを、05.ミリ単位で「一番いい高さ」を患者さんに伺いながら調整していきます。
また、アゴの動きの具合も測定することが出来ます。

リハビリ入れ歯を使う前のゴシックアーチトレーサー
アゴの動きが安定してなく、左右にゆらゆらしています

リハビリ入れ歯で治療後のゴシックアーチトレーサー
アゴの動きが安定して、理想的なゴシックアーチを描けるようになりました。

これが理想的なアゴの動きです。
